メルセデスベンツCLS350シューティングブレーク
AMGスポーツパッケージ
2013年


メルセデスベンツCLS350シューティングブレーク 2013y
3497ccV6DOHC270馬力、7AT、RHD、ダイヤモンドホワイト、フル装備、エアサスペンション、AMGスポーツパッケージ、走行9800 km、定員5人、車検令和8年12月、ディーラー車(ヤナセ)

たいへん、文句なく美麗、走行些少な350CLSシューティングブレークです。

この喚び回しは、歴史的に幾多変遷ありますが、現在はセダンやクーペをベースにルーフラインを大きく変えずステーションワゴンに近付けた、ロープロフィールでスリムなボディラインを持つワゴンに用いられます。バックのデザインはセダンよりヒップアップかつオーバーハングを絞る感じにされますので、ステーションワゴンの持つ大きなゲート開口や容積を与えませんが、無骨にならずスタイリッシュで、空力にもバランスにも優れます。そうした具体的な面にとどまらず、運転して、使って、走って、見せて楽しい存在感も齎しますから、ポジション的にも誤魔化しが効きません。
荷物を積むために延ばしたクルマではなく、ハシリのために描き改めたデザインなのですね。

メルセデスベンツは曾てEシリーズに所謂本当のステーションワゴンを展開していましたがそれはもう大昔の話、現在はふたクラス位は上を行くスペックを完璧に引き出すプロファイルをボディデザインにも与えます。つまりは潔く住む世界を変えたということで、トップビルダーに相応しい変化といっていいでしょう。
CLSは、現モデルにはシューティングブレークをラインナップしませんが、ワンサイズ小さいCLAには揃えています。十年を経過していても古い感じが全くしないのは、そうしてデザインを継続主張し続けるトップビルダーならではの心遣いと自信をバランス良くクルマ社会に介在させる、まさに余裕を感じる部分です。

現車はディーラーそれも格別ヤナセ車で、さらに生来正規サービスセンターのメンテナンスを受けており、データ的にみて今後も万全。また専らメルセデスは「超が付く出来の良さ」から「乗って楽しい」ことが起因して結構走り込まれているクルマがほとんどなのですが、現車の走行非常に少なく、そのことは劣化損もそれだけ少ないということになり、お楽しみがこれからなのは間違いありません。AMGパッケージはお好みが関わる点ではあるもののハイグレードであるのは確かで、スタンダードに後から施すのはこれまた難しくもあるため、むしろ嬉しい部分でもあるでしょう。

CLシリーズの細くて切れのいいサイドウィンドウ、「シュッ」とした感じのルーフラインの流れは、走っているのをみると実にスマート。余裕のトルクと上手なバランスはメルセデスの伝統ですが、現在はそれにパワーが加わってググッと来る加速、いつ切り替わったか分からない程スムースなシフトチェンジ、そんなナウなメルセデスを堪能出来る一台だと感じます。

現車は常時展示をいたしませんのでご商談にはご予約をお願い申し上げます。

乗出し総額: ASK