全国何処でも換装可能
ディフェンダー用
オートマチックトランスミッション
キット販売

これまで弊社はディフェンダーのAT化に関して、持ち込みをお願いして来ました。が、ディフェンダーもそれなりにそこそこ数があるようになって来ましたので、市井の整備工場等で換装のサービスが受けられるよう、改めてキットアッセンブリを御用意し、供給させて頂きます。換装工事に関しましては、それなりの知識が必要になりますので、作業完成度による破損や故障迄は保証出来かねますが、取り敢えずかなり身近に換装を検討頂くことができるでしょう。何をどう替えねばならないか等は手練があれば大抵見れば分かるものですので、これだけ揃っていて腕があれば、ATのディフェンダーは即日出来上がる筈です。価格に関しては、輸入コスト・内国輸送コストがかなり掛りますので、新車AT仕様増額とほぼ同じとなります。画像中にトルクコンバータユニットが見当たりませんが、当然乍ら付属します。コントロールコンソールも、マニュアルDEF無改造タイプとLR純正を選択出来るため、車の持ち味を損なわない選択も可能です。

送料別・一セット
For Tdi 1,800,000円
For Td5 2,200,000円
For Td4 / PUMA 2,500,000円
『持込の場合施工費無料!!』但し陸送費・改造申請費用別途

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コントロールタイプは、上記2種より自由に選んで頂けます。価格に変化は生じません。
QuickShiftは、ご覧のとおり、内装をいじりませんので、お車の持ち味を全く損なわず楽しめます。

ATミッションのディフェンダーは「トロイ」とか「ナンジャク」等いわれることもあるようですが、自動車としての機能は、ATの方が「上がり」ます。必要トルク発生回転数迄上げておいてからクラッチミートという人為的な作業を、ATは、自動的に行います。アクセルを踏むだけで今必要なトルクを必要なレシオで使用するよう設計されているのですから当たり前です。現在、国産車がことごとくMTをラインナップに置かなくなっていますが、売れないからではなく、排気ガス規制に適合させる為に、無駄が多いMTでは規準を達成出来ない為、元々開発しないのですが、これはATが自動車の総合制御において性能的に優れている証拠です。欲を言えば発生動力を有効にくまなく使用出来るCVT(無段変速機)が最も望ましいのですが、こちらは発明から90年経った今でも、オートバイや一部の乗用車等の実用化をみるだけで発展途上にあります。しかし、普通ATと言っている油圧自動多段変速機は性能耐久性が安定しているだけではなく、既に依存の9割を占めるようになってきています。
燃費が悪くなる、というのは、その使用環境に大きく左右されます。構造的に重たくなるトルクコンバーターを、それがもつスリップ性能を使用してアイドリングさせる為、フリーアイドリングをかなり高めに設定する必要があるので、スタートストップや渋滞が多い都市部に於ては比較的、燃料を余計に必要とされるケースがみられ、顕著な場合に数字としてあらわれるだけです。有害ガス発生量が多くなり大気汚染の原因になるならば、全てMT売りになり、ATの立ち入る隙はない筈ですが、世の中全面的にATで邁進している訳ですから、異論の打ち立てようが御座居ませんし反論も最早愚の骨頂です。かなりの無理を承知で語るとしたら、使い手が、その作業を好んでいるということでしょうか。短調になりがちな車の運転作業で、シフトチェンジというアトラクションが加わり、躍動感が増すことを好むと言うことでしょう。しかし、一部のGT系乗用車は既に、電子制御を盛り込んだ半手動セレクトATモードを持つものを販売しています。電子制御を盛り込むと言うところがミソで、エンジンがオーバーレースするレシオに入れることが出来ないようになって初めて実現した装置、というよりアメニティですが、躍動感というオマケを盛り込んだパーソナルツーリングカー、という強力なコンセプトを感じたものです。
MTが必要なのは、極々少ないシーンです。レース等で特殊な動作が要求される、例えばドリフト状態を作って利用するとかですが、自動車が本来ならその状況になることはないか、あったとしてもそれを制御するには特別な訓練が必要な場合です。それに加え、強いて考えるなら、厳寒・極熱・極悪路といった、自動車という精密機械が果たしてここで何処迄使えるかという疑いをもっておいたほうが良い場合の安心材料、つまり、少々自動機械を少なくしておけば壊れる可能性が、これまた減るのではないかという伝統的な憶測を、優先した方が安心な場合ですね。
ディフェンダーは、ランドローバーの内部においての、その「憶測」と「スポーツ感溢れるアメニティ」優先で、ラインナップしている為、標準ではATを設けていないので、後付け換装のコストをオーナーに要求してしまいますが、なにも車の性能を落として楽をしようとAT化することにはならないのです。
好みとしてはMTだが、使い道としてはATかも....という悩みが昇華して、結果ATを採用したところで、全くナンジャクな理由にはなりません。好みだけではやってけないなら、少し抵抗はあるが対するほうをとる。まるでセイジですね。ガレージサイズのセイジをお楽しみ下さい。

という私は、「アトラクション」にこだわり、MTを運転しています。が、既にソンナノドウデモヨクなっている妻が主に使う車には『AT』を選びました。勿論、私も楽しくそのATをドライブしています。なのに妻はオートバイに乗る時はどうも「アトラクション」から脱却出来ないようですけれど、私はオートバイこそAT、つまりCVTでなければジダイオクレのコットウヒンだとおもっています。こんなことでは実際どちらも永遠にセイケンは取れないでしょうが、これで戦が起きることはないのです。ふたりともコットウヒンは好きですが、コットウヒンはツカウノガタイヘンなことを良く知っていて、タイヘンをタノシムことが好きなのですが、現代的機能美を満喫しているからその楽しさが分かるのです。だから、ディフェンダーだって現代っ子にしてやっても問題ないと思います。